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『脳に何かがあったとき』バックナンバーについて

NPO法人Reジョブ大阪は、毎月冊子『脳に何かがあったとき』を発行しています。おかげ様で冊子会員も増えてきています。ありがとうございます!

この冊子、Amazonでは税込み1,650円で販売していますが、リジョブの物販販売サイトで、リジョブ印刷分で余った号を、 1 冊 1,000 円(税別)でお届けしています。もちろん、冊子会員の方で過去に発行した本を欲しい方もぜひご利用ください。

※売り切れたものについては、Amazonで「脳に何かがあったとき」と検索し、ご購入ください。

ここでは、冊子の内容を少しだけ紹介します!これを読むだけでも勉強になる?(笑)

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2021年2月号(創刊号)

ストーリー

 ちょっと暑くて、やたらと喉が渇いて、とにかく水を飲みたいと思って、自販機に駆け寄ったんですが、押しても押しても全然商品が出てこないんですよ。これはまずいと思ってとにかく水を! と思って、トイレのほうに歩き出したところで倒れたんです。たまたま人が多いところだったので、そのまま救急車を呼んでもらえました。この辺から覚えていません。(つづきは冊子で!)

ストーリー

実は倒れる予感はあって、倒れた時に連絡する先のリストなどを妻に渡しつつも、仕事と家庭の維持のために、立ち止まることができませんでした。発症数か月前に、数十分だけ左の指が不自由になるということもあり、これは怪しいなと思って整形外科を受診。この時点で内心「脳かな」という疑いがあるのを、自分の中で見て見ぬふりをしました。(つづきは冊子で!)

2021年3月号

ストーリー

 バイクで走っていて、車と衝突。頭からぶつかって25m吹っ飛んでしまった。その直前から記憶がないんです。後ろに乗せてた友人は、かすり傷だけ。不幸中の幸いですね。親は「ほとんど助からない」と言われたらしいです。僕は半年後に目が覚めたと思っているんですが違いました。それまでは、ずっと頭に黒い膜が貼りついていた感じで、記憶にないんです。(つづきは冊子で!)

ストーリー

 ある日、OTさんから「立花さん、高次脳機能障害があるよ」って言われて、僕は混乱しました。これまでそんな名前の障害、聞いたことがなかったし、そんな障害があるってことを急に言われても理解できなかった。「もういいわ」って気持ちになって、リハを拒否したんです。鬱っぽくなっていましたね。(つづきは冊子で!)

2021年4月号

ストーリー

 STの先生が、このままやったらボケる、少しでも店を再開したほうがいいと言うから、店を始めたんですわ。長いことやってますから、包丁なんかは使えますが、できへんことは色々ありましたな。段取りも悪かったですな。味付けも前とちょっと違いましたな。なんせお客さんの声が頭に入ってこないですわ、よう忘れる。「同じことをしゃべってる」って言われたりね。(つづきは冊子で!)

ストーリー

 私は一番大切な妻に、ことあるごとに暴言・暴力を繰り返していました。しかしそれは自分では、夢を見せられている感覚という認識しかないのです。突然逮捕されて、驚くのです。認知機能が壊れているんでしょうね。娘が録音していた私の罵声を聞いても、なんか、他人事というか、離人感っていうのですか、自分のことと思えないんです。(つづきは冊子で!)

2021年5月号

ストーリー

 当時はまだマヒが残っていたので理学療法を中心に、作業療法や心理療法、言語療法など様々なリハビリを行いました。その頃の美香さんは一つのことが気になるとそのことが頭から離れず、お母様や病院スタッフの説得も受け入れませんでした。得意だったはずのパソコンのキーボード操作はできても、やったことを覚えていることが難しかったそうです。(つづきは冊子で!)

ストーリー

 それまで音楽を聞きながらの「ながら族」だったのに、それが全然ダメになりました。雑音がどんどん入ってくるんです。複数の人と話をすると、必要な情報が拾えない。拾えたとしても、すぐにダウンしてしまう。これにはびっくりでしたね、病院では気にならなかったのに。(つづきは冊子で!)

2021年6月号

ストーリー

 自分自身も、感情の浮き沈みがあったり、意欲がわからないことがあったりして、「あれ? これまでの自分と違うな」と感じていたところがあったので、興味深く学び始めました。医療職の性でしょうか、一人の症例として、どんな障害があるのか、自立するにはどうしたらいいのか、自分で知りたかったのです。(つづきは冊子で!)

ストーリー

 先生から「壊れたところは治らないけど、違う部分が生きてくるから、大丈夫や」「今までできてたことができなくなっても、他のことができるようになるよ」と言われました。先生の言葉は今でも覚えています。「障害」って聞いてなかったので、単に「脳が壊れたから、他のところを鍛えよう」「怪我していない脳を活用したらいいんや」って信じてました。(つづきは冊子で!)

2021年7月号

ストーリー

 帰宅してみると、あれもこれも「なんだこれ?」みたいな感じでしたが、この頃は、まだ身体も戻っていなかったので、まずは体力の回復をしようと散歩してました。でも、それも異常に疲れるんですよね。さて、そろそろ仕事を再開しようかと思ったんですが、全然、頭に入ってこないんです。「なんでこんなことができないんだ!?」と大混乱でしたね。(つづきは冊子で!)

ストーリー

 その後紆余曲折があってしばらく外来受診も途切れていたのですが、大学に進学して卒業、就職したとの報告を受けることができました。しかしよくよく話を聞いてみると、就職先の会社にうまく適応できていないようでした。脳動静脈奇形の開頭摘出術後から10年目となっていたのですが、意識が朦朧としてフリーズしてしまうといった症状があるということで頭部MRIをフォローしてみると、10年前に根治したはずの脳動静脈奇形が再発している所見でした。(つづきは冊子で!)

2021年8月号

ストーリー

 手も足も動くから、これなら仕事に戻れるなと思ったけど、言語が難しかった。先生と話をしても、何を聞かれてるか分からん。「これを先生に伝えよう!」と思っても、なんか話がちぐはぐで。つらい時もありました。絵を見せられるじゃないですか。「包丁」とかの。「これ知ってるやん!」って頭で思っても、言葉が通じない。(つづきは冊子で!)

ストーリー

 運ばれた病院では、言語聴覚士の先生から「お名前は?」とか「家族さんはいますか?」などと、簡単なことを聞かれたのですが、その時、言葉が出て来なかったんです。「なんで、なんで?」「こんなに大事な子どもの名前が出て来ないってどういうこと?」って、衝撃でした。注意も散漫になって、何かを考え続けることができないんです。(つづきは冊子で!)

2021年9月号

ストーリー

 復職する時には、障害者手帳を持って行きました。雇用に関しては、総務が手続きしてくれたんだと思いますが、その辺のことは、よく分かっていません。とにかく会社に戻ったけれども、仕事はできないし、やたらと疲れて、帰宅したらすぐ寝ていました。会社の人には「人が変わったね」と言われました。結局、これまでの仕事は難しいということで、違う仕事になりました。ま、これもしょうがないなと思っています。(つづきは冊子で!)

ストーリー

 会社に戻る時期は自分で決めました。戻るとしか考えていませんでした。細かい会社とのやり取りは妻がやっていて、産業医と相談して決めました。元々していた仕事のアシスタントという形で、時短勤務から始めました。この業界は若い人達が活躍するんですね。なので、キャリアチェンジについては元々考えていたんです。(つづきは冊子で!)

2021年10月号

ストーリー

 仕事の量が膨大になり、これ以上は隠せないと思って、障害を開示したんです。分かってほしいという気持ちでした。しかし、今度は差別を受けました。あまりのストレスで倒れたこともあります。結局、解決のきっかけは、僕が高次脳機能障害支援センターと繋がった、そして障害にやや理解がある上司がついたことでしょうかね。(つづきは冊子で!)

ストーリー

 事故にあう数日前から、病院に運ばれた後一か月間くらい、全く覚えてないんです。周りの人に言わせると、入院して数日後にはご飯は食べていたし、簡単な話もしていたようですが、覚えていないんですよ。一か月後にリハビリ病院に移りました。その数日後に目が覚めて、「え! なんだここ?」ってパニックになったんです。(つづきは冊子で!)

2021年11月号

ストーリー

 この子は、テストの代わりに、地元の企業でインターンシップをしてもらって、評価をしてもらいました。就職先も、障害者枠を一緒に探してくれました。これまで学校には、この子のような生徒はいませんでしたから、どうしたら卒業できるのか、就職できるのか、先生方がその都度、すべて考えてくれましてね。ほんとに感謝しています。(つづきは冊子で!)

ストーリー

 退院した時ですね。家に帰る時も「これ、どこに行くんや?」って。全然、景色が分からんのです。帰ってみたらみたで、電気製品の使い方も分からんし、近所の人に挨拶されても分からんのです。その辺から、「自分、おかしい…」って感じて。で、もう一回、病院に行って、頭のCTとか撮ってもらったんですが、異常ないって言われて。(つづきは冊子で!)

2021年12月号

ストーリー

 同じ高次脳機能障害者同士で「あ~、こいつも僕とおんなじやんか」って思うことがたくさんあってね。ここで僕は、自分が高次脳機能障害やってことが分かったんです。高次脳機能障害については、病院で説明があったかもしれないけど、僕はそんなん覚えてない。(つづきは冊子で!)

ストーリー

 校長先生から、休職中だけど、ちょっとでも学校に来てみたらどうかという提案がありました。全校生徒の前で、自分はこんな病気になって、言葉が不自由ですが、また学校で一緒にがんばりましょうという挨拶をしました。何度も、何度も練習してね。こうして少しずつ学校に戻って行ったんです。(つづきは冊子で!)

2022年1月号

ストーリー

 倒れた日は、普通に仕事をしていたんです。その日の夕方から有志で勉強会をしていたら、なんか口が回らないし、頭がぼーっとしてきてね。脳卒中のことなんかあまり知らなかったんですが、「これはおかしい」って、近くにいた社員に「ごめんやけど、救急車を呼んでくれる」って頼んだんです。ガクッと意識がなくなるって感じではなくて、なんかぼーっとした、ふわふわってした感じですかね。救急車に乗る時、近所のおばちゃんにVサインしてみたりね。なんか、ふわん、ふわんって感じ、ぼーっと深い眠りに引き込まれるような。あのまま死んでいたら、楽やっただろうなと思いますね。すっと息を引き取る感じで。(つづきは冊子で!)

ストーリー

 プログラミングを勉強して、30歳前に起業しました。まあ忙しかったですね、ある意味、無理をして病気になったのだと思っています。休みも、なかったわけではないんですが、まあ、朝から晩までほとんど仕事でした。スポーツジムにも行っていましたし、食事にも気をつけていましたが、肥満体型でした。元々血圧が高い家系なんです。高校生の頃から150くらいあって、典型的なメタボですね。おまけに健診が嫌いで、行ってなかったんですよ。40歳を過ぎた頃に、高血圧の薬を医師に勧められて、記録を取り始めました。でも面白いことに、41歳だったかな、血圧が安定しはじめた頃に脳出血で倒れたんですよ。(つづきは冊子で!)

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