すべて見る

発症と同時に職を失う

発症と同時に職を失う

この言葉、あなたはどう思います?

Reジョブ大阪で同じく理事をしている、西村さんが「言語聴覚士のお仕事」というシリーズでブログを書いているのですが、その中で早い段階で出会った言葉。

脳卒中の話です。

あ、今「脳卒中」と言った途端「なんだ、じゃ、関係ないや」ってちょっと思いませんでした? そうやって「自分とは関係ない」と思うのが危険。ほんと。

脳卒中は、「卒然と中(あた)る」と書きます。突然当たるんです。介護が必要になった主な要因の第2位が脳卒中です。

厚生労働省 平成28年 国民生活基礎調査の概況より

実際、私が「脳損傷患者の支援をしているNPOで働いている」と言うと、「実は私の母が」「実は私の姉が」という話はいくらでも聞きます。そして「困っている」と。

昨今の医療の発達により「死ななくなってきました

こう書くと本当に不謹慎に感じる人もいるかもしれません。でも事態は深刻なのです。

中途半端に生かしやがって

この言葉を高次脳機能障害者の方から聞くのは、このブログを読んだもっとあとのこと。

手術で命は助かります。ご家族、ご友人の皆さんも安心します。その後です。

ほとんどの病気は、発症しても職を失うまで行きませんし、もし病気が治ったら「お帰りなさい」と迎えてくれる企業も多いでしょう。けれど、脳損傷の患者さんの場合、そういうことが非常に少ないのだそう。

どうしてそんなことになっているのか、それは傷ついた部分が「脳」だから

私、自分自身は治療の経験も介護の経験もありません。そんな一般人の立場から、一緒に西村さんのブログを少しずつ読み解いていきましょう。

詳しくはこちら

「勤労世代に知ってほしい。脳卒中とは?そして予防は?〜言語聴覚士というお仕事〜」

http://kurumin.jp/archives/91