発症と同時に職を失う
発症と同時に職を失う
この言葉、あなたはどう思います?
Reジョブ大阪で同じく理事をしている、西村さんが「言語聴覚士のお仕事」というシリーズでブログを書いているのですが、その中で早い段階で出会った言葉。
脳卒中の話です。
あ、今「脳卒中」と言った途端「なんだ、じゃ、関係ないや」ってちょっと思いませんでした? そうやって「自分とは関係ない」と思うのが危険。ほんと。
脳卒中は、「卒然と中(あた)る」と書きます。突然当たるんです。介護が必要になった主な要因の第2位が脳卒中です。
実際、私が「脳損傷患者の支援をしているNPOで働いている」と言うと、「実は私の母が」「実は私の姉が」という話はいくらでも聞きます。そして「困っている」と。
昨今の医療の発達により「死ななくなってきました」
こう書くと本当に不謹慎に感じる人もいるかもしれません。でも事態は深刻なのです。
中途半端に生かしやがって
この言葉を高次脳機能障害者の方から聞くのは、このブログを読んだもっとあとのこと。
手術で命は助かります。ご家族、ご友人の皆さんも安心します。その後です。
ほとんどの病気は、発症しても職を失うまで行きませんし、もし病気が治ったら「お帰りなさい」と迎えてくれる企業も多いでしょう。けれど、脳損傷の患者さんの場合、そういうことが非常に少ないのだそう。
どうしてそんなことになっているのか、それは傷ついた部分が「脳」だから。
私、自分自身は治療の経験も介護の経験もありません。そんな一般人の立場から、一緒に西村さんのブログを少しずつ読み解いていきましょう。
詳しくはこちら
「勤労世代に知ってほしい。脳卒中とは?そして予防は?〜言語聴覚士というお仕事〜」