すべて見る

JAMMINさんとのセッション

JAMMIN

音楽で「セッション」と言えば「ジャムセッション」。今回キャンペーンでTシャツを作ってくださったJAMMINさん。会社名の語源がこの「ジャムセッション」なのだそう。JAMMINさんとセッションしたリジョブの活動、大きな成果と、そして今後への取り組みを紹介します。

一人ひとりが、それぞれの楽器で、もしくは手拍子で、ダンスで、歌声で、輪に加わってひとつの音を奏で、GROOVEを生み出すように。社会をよくしたいと思う人の気持ちを、少しずつ・たくさん集めて、ちょっとだけ世界を変えていくチャリティーブランドです。(JAMMIN HPより)

https://jammin.co.jp/about/

結果のご報告

ご支援ありがとうございました。

7月8日から一週間、JAMMIN×REJOBのコラボTシャツキャンペーンでは、非常に多くの方から、温かい支援がありました。

はじめ、「がんばって100アイテムは売ろうね!700円×100アイテムで7万円目標!それを文化祭資金にしようね!」と私たちなりに張り切っていました。ところが実際、1週間が終わって、集まった支援は、なんと278,080円!実に予定の4倍近い金額の支援があったのです。みなさん、本当にありがとうございました。

この文化祭「まるっと文化祭」が、引きこもりがちな障害者の人たちに、一歩外に出る機会になるよう、工夫し、大切に使わせていただきます。みなさんも是非いらしてください。参加受付始まっています。

まるっと文化祭ホームページ

https://peraichi.com/landing_pages/view/marutto

まるでTシャツコンテスト

この夏はリジョブTシャツできまり!

SNSでは、そのTシャツを着て写真を撮り、記事とともにそれを広めてくださった方も大勢。まるでTシャツコンテストのような盛り上がりでした。中には、全く知らない人も「Tシャツのリスがかわいいのでポチ」「高次脳機能障害のこと知らなかった。応援します」とコメントをくださることも。こうして知らない人につながり、私たちの活動を知っていただくのもとても嬉しかったです。

5年間も続けてきた、JAMMINさんがしている「すごい社会貢献」

世の中には、本当に数多くの社会問題があります。貧困や所得格差、ハラスメント、老老介護に認認介護、LGBT、食品ロス、障害、難病などなど。そして、このような問題に取り組み、解決、啓発しようと活動しているNPOやNGOも数多く存在します。脳損傷者の支援をする私たちリジョブもその一つです。これらの団体と「一週間限定」でコラボし、想いをデザインし、グッズに載せて販売しているのがJAMMINさんです。そして驚く事なかれ、この毎週毎週の活動を、なんと5年も続けてきたのだそう。すごいと思いませんか?

そして、どうしても資金の関係や、内部にデザイナー的人材がいないことが多いことで、NPOやNGOの活動はどうしても、鮮やかさに欠け、もっさりしたものになりがちです。そこをファッションの力でサクッと支援できるようにしているのが素晴らしいですよね。「そのTシャツ素敵ね!どこの?」「あ、これJAMMINってとこが作ってて。売り上げの一部が社会貢献になるんやて」こんな感じで支援が広がるの、オシャレだと思いませんか?

そして、私たちにも新しい気づきがありました。自分のことを後回しにし、なりふり構わず困っている人を助けることも尊い行動ですが、むしろ、これくらいサクッと支援できて、スマートでオシャレな方が、本当は助けやすいのかもしれません。特に寄付文化のない日本人にとっては余計そうなのかもしれないと思います。

7月27日テレビに出るかも!

こ、これはリジョブのデザインでは!?

さて、少し前の話になりますが、リジョブのTシャツをデザインしてくださったJAMMINさんがテレビで紹介されました。その中でレポーターの女性がTシャツ作りに挑戦しているのですが、そのTシャツがなんとリジョブのもの!「放送されてたよー」とは聞いていたのですが、アーカイブで見られて嬉しいです。7月12日放送分の開始後5分ぐらいのところです。是非見てみてくださいね!

https://www.nhk.or.jp/kyoto-blog/eetoko/

rbt

そしてJAMMINさん、実は、6月のリジョブの当事者会にいらっしゃってくださいました。それは、JAMMINの活動を取材したいという番組があったからです。ちょうど時期が重なったので、タイミングが良かったです。5分番組ですし、もちろん主役はJAMMINさんなので、リジョブは映らないかもしれませんが、JAMMINさんの活動を知るにはとても良いチャンス!是非見てみてくださいね。

BS朝日『Fresh Faces』7月27日夜8時54分~9時

https://www.bs-asahi.co.jp/fresh-faces/

JAMMINさんからコメントいただきました!

JAMMIN4人(
左からデザイナーDLOPさん、西田さん、ヤマモトさん、プリント担当の伊藤さん)

「まるっと会」にお邪魔させていただき、ありがとうございました。「見えない障害」と呼ばれる高次脳機能障害ですが、改めて「知ること」の大切さを感じました。「関西まるっと文化祭」の成功をお祈りしています!

西田太一(JAMMIN 代表)

7月8日からの1週間のコラボ、本当にありがとうございました!たくさんの方にご協力いただき、27万円を超えるチャリティーが集まりました。ご協力いただいた皆さまには心より御礼申し上げます。高次脳機能障害について、最初の打ち合わせで理事の松嶋さんにいろいろと教えていただいたのですが、当事者の方がどんなことに困っているのか、どんな課題があるのか、イメージが湧き切ったわけではありませんでした。ですが、6月の「まるっと会」にお伺いさせていただき、理事長の西村さん、石原さんはじめ当事者の皆さま、ご家族の皆さまにあたたかく迎えていただいて、お話をいろいろと聞かせていただき、知ること、見えてくることが本当にたくさんありました。特に印象に残っているのが、最初に「何でも聞いてください!」と言ってくださった「東大阪え〜わの会」の松永さん。当初「こんなことも聞いていいのかな?」と少し戸惑いもあったのですが、たくさんぶっちゃけトークをしてくださり、本当にお話がお上手で、こちらもいろいろと疑問をお伺いさせていただくことができ、理解を深めることができました。「見えない障害」と呼ばれる理由も、当事者やご家族に直接お話をお伺いできたことで「そうか、そういうことなんだ」と私なりに理解できたように思います。その上で改めて感じたことは、たとえどんな障害を抱えていたとしても、楽しく、明るく、そして懸命に生きる当事者の方たちではなく、「あれができないから」「これができないから」と一定の枠を満たさなければその人を隅に追いやってしまう現代の社会の構図が障害なのではないか、ということ。脳損傷者への理解が広がり、一人ひとりが自分らしく豊かに生きられるよう、個性を生かしながら輝ける場所が増えていくことを心より願います。

山本 めぐみ(JAMMIN 企画・ライティング担当)

今回のコラボデザインは、倒れた大木と、その周りに息づく動植物を描きました。高次脳機能障害になったことは不幸なことだったかもしれません。でも、その経験をプラスに変えて新たな人生を生きていく、そんな願いをデザインに込めました。たくさんの方に手にしていただくことができ、とても嬉しく思っています。ありがとうございました。

DLOP(JAMMIN デザイナー)

セッションのつづき

JAMMINさんとのセッションは終わりました。でも、その時感じたグルーヴは私たちの心に響いたまま残っています。みなさんもそうであるといいのですが。これからもTシャツに袖を通すたび、私たちの活動を思い出してください。そして「どうしてるかな?」とネットで検索してみてくださいね!

賛助会員募集

私たちの「患者支援」「家族支援」「啓発活動」を支える会員や寄付を随時募っております。実際にサポートをしようと思っても、なかなか大阪までは来られない身近に障害者はいないけれど、他人事ではない気がする単純にリジョブの活動を応援したい!そんな気持ちになりましたら、出来る範囲でかまいませんので、是非私たちを助けてください。皆様からいただいた支援は、大切に、そして着実に、世の中を変えていくことにつなげます。