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【終了】患者力をつけよう!飲みすぎている?薬の話 自分の体ときちんと向き合う、薬との付き合い方

場 所 大阪森ノ宮くるみ亭
定 員 20名

患者力をつけよう!飲みすぎている?薬の話

自分の体ときちんと向き合う、薬との付き合い方

風邪をひいて病院に行ったら、お薬が何種類も処方されること、ありますよね?「こんなに出たわ~!」とSNSで写真を流す人もいるくらい。そして、何の疑問もなく数日間それらを飲み続けます。高脂血症、高血圧など、慢性的な病気の場合は、そんな状態がずっと続いている人も少なくありません。

今、そのような薬との付き合い方が見直されてきています。「ポリファーマシー」の問題と向き合い始めたのです。

その人にとって臨床的に必要とされるより多く処方され、内服されている薬によって起こる様々な問題。

病気を治すため、体調を良くするために飲んでいるはずの薬で、かえって不健康になる場合があるなんて不幸なことですよね。

そして、薬に頼った心と体は、自分の体の声に耳を傾けなくなり、自然治癒力でさえ低下させるのです。

では、私たちができることは何でしょう。

まずは、私たちが、薬の効果、危険性についてきちんと「知る」ことが大切です。そして自分の体に対し「先生が言ったのだから、これさえ飲んでいれば大丈夫だ」という受け身の考えをやめ、主体性を持つこと、つまり「患者力」を付けることも大切です。

一見大事な薬だと思っているけれど、本当にそうかという問題提起もし、必要ないのに漫然と飲んでいる薬を減らすきっかけになってほしいと思います。

この講座では、薬剤師の元池直子さんが、必要がないのに漫然と飲んでいる薬を減らすきっかけになってほしいと、ポリファーマシーの問題について、そして薬の効果と危険性について話します。また「患者力」については、Reジョブ大阪の西村紀子も話をいたします。

これからもずっと付き合うことになるであろう「お薬」

その付き合い方について、ここでいったん立ち止まり、プロの話を伺い、智恵を付け、疑問点を解消する、そんな機会に参加してみませんか?



日時 2018年8月16日(木)19時~21時
場所 くるみ亭(申込者に案内します)
定員 20名

参加費 3,000円(軽食付き)

*Reジョブ大阪のクラウドファンディングにて「くるみ亭参加権」で支援された方は無料です。

元池直子

1960年12月18日生まれ。九州大学薬学部卒業。
薬剤師。調剤薬局、リハビリテーション病院、ドラッグストア内調剤薬局などを経験。現在は、在宅業務にも携わっている。モットーは、『患者さんにムダな薬を飲ませない』
自身の乳がん、家族の糖尿病の体験を通じ、それらの克服体験や、薬への付き合い方、予防医学の観点からの食の大切さについての学びを広げる活動をしている。
一男一女の母。

西村紀子
1970年2月生まれ。大阪大学人間科学部卒業。
2001年子育てをしながら言語聴覚士の養成校に入学し、国家資格を取得。在宅、老人保健施設、療養病院、リハビリ病院、急性期病院に勤務し、一貫して脳卒中後のリハビリに従事する。この数年は勤労世代の患者の、社会復帰に力を注いでいる。NPO法人Reジョブ大阪理事高次脳機能障害患者との共著『知っといてぇや これが高次脳機能障害者やで』発売中。一男一女の母。
 


【プログラム】
1 イントロダクション 患者力について 西村紀子

2 本講義 自分の体ときちんと向き合う、薬との付き合い方 元池直子

3 質疑応答


申し込みはこちらから
https://goo.gl/forms/QFz1AbmH6NQ8nE9h2