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【終了】口から食べられなくなったらどうしますか? 嚥下のワークショップ

自分の人生をどう締めくくりたいのか、そのことについて、元気なうちに考え、周囲に意思表示をしておく「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」が少しずつ定着してきています。しかし、人生の最期をどこで過ごすかを決定する際、「食べ物を口から食べられなくなったらどうするか?」ということを抜きにして考えることは難しいのが実情です。日本の医療や社会の現状を学びつつ、自分が最も望むもの、家族が望むものは何か、元気なうちに考えておきましょう。

詳細

脳卒中、ガン、変性疾患などの疾患だけでなく、加齢や認知症により、少しずつ口から食べられなくなる人が少なくありません。この状態を「嚥下(えんげ)障害」といいます。現在、様々な手段により栄養補給をすることができますが、そのメリット、デメリットについて多くの人はよくわからないままです。そして、いざ自力で食べられなくなったとき、自分の意思が表明できない状態である場合、代理でご家族が栄養補給方法選択することになります。
その時に、家族により価値観が異なるなどの理由で、選択に至るまで、大いに悩まれる家族も少なくありません。家族に負担をおわせないため、そして、なによりも自分の人生の最期を自分で決める、自分という一人の人間が大切にしている食や生に対する価値観を、前もって大切な人たちと話し合っておくために、是非このワークショップに参加してほしいと考えます。
だれでも100%いつか食べられなくなります。早けれは早い方がいい、知っておいて損はない、そんな情報をお伝えします。

要項
日時 2018年9月6日(木)19時~21時30分
場所 くるみ亭(申込者に案内します)
定員 15人
参加費 3,000円(軽食付き)
*Reジョブ大阪のクラウドファンディングにて「くるみ亭参加権」で支援された方は無料です。

西村紀子

1970年2月生まれ。大阪大学人間科学部卒業。

2001年子育てをしながら言語聴覚士の養成校に入学し、国家資格を取得。在宅、老人保健施設、療養病院、リハビリ病院、急性期病院に勤務し、一貫して脳卒中後のリハビリに従事する。この数年は勤労世代の患者の、社会復帰に力を注いでいる。NPO法人Reジョブ大阪理事高次脳機能障害患者との共著『知っといてぇや これが高次脳機能障害者やで』発売中。一男一女の母。

【プログラム】

  1. 挨拶、自己紹介
  2. 嚥下(えんげ)障害について
  3. 経管栄養について
  4. 食べられなくなったら?こんな場合、あんな場合、何を選択する?

申し込みはこちらから

https://goo.gl/forms/SH79KAinveiHqvbC3