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「まるっと文化祭2022」レポート

まるっと文化祭2022フライヤー

はじめに

今年度のテーマは「脳コワさんの多様な稼ぎ方」とし、障害を持ちながらも働いている人たちにスポットを当て、どのような課題があるのか、どのように対策を立ててきたなのかの、当事者の生の声を発信しました。
昨年度同様、新型コロナウィルス感染拡大が続いている中で、インターネットを使用、事前に各登壇者の動画を収録し、要点筆記を付け配信しました。

「まるっと文化祭2022」開催レポート

■日時
2022年10月16日(日)
■開催方法
新型コロナウィルスの感染防止の為、オンラインイベントで実施。
YouTubeで録画配信
プログラム
第1部 13時00分~13時25分 オンライン交流会「まるっと会」
第2部 13時30分~14時30分 当事者10組、11名の動画配信 各5分程度
第3部 14時30分~16時20分 平井正明氏と鈴木大介氏のトークセッション

第2部 登壇者
金井 一弘 株式会社星湖舎「チーム闘病記」代表
島本 昌浩 バリアフリーチャレンジ!代表 / 職業訓練生
清水 まり 清水まりMusic School代表
白石 真弘 失語症リハビリモデル
反町 公紀 ワークマンパート勤務 / 就労支援事業所利用者 / パラアスリート)
反町 由美 当事者家族
高木 義昭 株式会社スタジオドッグラン代表取締役
辻 寛之  就労継続支援B型事業所workwork代表
橋本 晃治 橋本ぶどう園
松川 力也 合同会社RESTA代表 / 一般社団法人tsunagari代表理事 / 一般社団法人脳卒中フェスティバル実行委員会理事
宮本 璃佳 Cheer Dance Club Angelics 代表

第3部 登壇者
平井正明
1961年生まれ、奈良県在住。2017年56歳の時MCIもしくはアルツハイマー型認知症の初期段階との診断を機に退職。2018年(一社)「SPSラボ若年認知症サポートセンターきずなや」で活動開始。当事者自らが活動する団体「まほろば倶楽部」を設立。2020年より奈良県委託事業「奈良県若年性認知症サポートセンター」ピアサポーターに従事。若年性認知症当事者・家族のピア相談、集いの場作りに取り組んでいる。

鈴木大介
女性や子ども、若者の貧困問題などを主なフィールドとするルポライターだったが、2015年、脳梗塞を発症、高次脳機能障害の当事者に。これまで取材する側であった「生きづらさ」を抱えた人と同じ立場となったことで見えてきた世界について情報発信をしている。病後の代表作は『脳が壊れた』『されど愛しきお妻様』『脳コワさん支援ガイド』(2020日本医学ジャーナリスト協会大賞受賞)など。

■動員数
動画視聴者数 のべ 790名(家族などで一緒に閲覧している場合も1とする)

■アンケート結果より

■感想(アンケートより)

・多くの当事者の就労の状況やご意見をうかがえ、大変参考なりました。橋本さんの運営されているカフェにとても興味を持ちました。
・みなさん、頑張っていらっしゃるんだなと思いました。
・高次脳機能障害当事者がどうやって生きていくか、どう支えればいいかがよくわかりました。
・良いテーマでした。

■NPO法人Reジョブ大阪へメッセージ

・いつも素晴らしい企画力に敬服します。
・本当に充実した3時間でした。ありがとうございました、ご準備と終了後のまとめお疲れ様です!
・なかなか他では発信されてないようなことなので広く一般の方にも知ってもらえるように続けて頂きたいです
・いつもお世話になっています。これからもいろんな情報を送ってくださいね。
・可能であれば、後日配信の動画は部毎に分けて欲しい。一気通貫だと時間が長過ぎるので。

第2部「脳コワさんの多様な稼ぎ方」

登壇者の紹介①
株式会社スタジオドックラン代表の高木さん。障害を負った高木さんの「稼ぎ方」とは!?

高木さん

登壇者の紹介②
バリアフリーチャレンジ!代表/職業訓練性の島本さん。スライドで分かりやすく解説してくださいます!

登壇者の紹介③
株式会社星湖舎「チーム闘病記」代表の金井さん。障害を負った奥様が「働く」に戻った道は……?

登壇者の紹介④
Cheer Dance Club Angelics 代表の宮本さん。踊れなくなってしまった先生に対して生徒は……?

登壇者の紹介⑤
パラアスリートの反町さん。重度の失語症になった息子さんの稼ぎ方についてお母様がお話をされます。

登壇者の紹介⑥
失語症リハビリモデルという講師業を選んだ白石さん。そこでも元営業マンのパワーがさく裂します。

登壇者の紹介⑦
ライブで歌を歌っている最中に脳出血に。言葉が出ない彼女の元に届いたプレゼントで運命が動き出します。

登壇者の紹介⑧
就労継続支援B型事業所worlaork代表、辻さん。障害を負った人には何が大切か語ってくださいます。

登壇者の紹介⑨
橋本ぶどう園の橋本さん。社交的だったお母様が失語症に。それをきっかけに勉強開始。農福事業のお話も

登壇者の紹介⑩
RESTA代表等様々な活動をされている松川さん。障害を負って、様々なことが不安だらけだったとのこと。

第3部 トークセッション

■賛助会員・企業協賛のお願い

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■助成金

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