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失語症の日に思うこと

4月25日は失語症の日。今年は月曜日だったので、前日の24日にオンラインで動画を配信しました。集まってみてくださった会もあったようです。

1時から3時まで、リアルタイムで見てくださった方は、678人でした。ありがとうございます。

アンケートも続々と集まっています。アンケートまだ書いていない!という方はこちらのリンクからお願いします。

https://forms.gle/xspUuPwwH2H2Z8MMA

動画は22日まで視聴可能。今、この時も見てくださっている方がいます。

これ、配信側しか見られない部分なんですけど、今日27日までの再生回数は1,835となっています。去年は2,500だったので、今年もそれくらいになると予想されます。まだ見ていないよーという方は早めにご視聴ください。

4月25日は失語症の日なのですが、高次脳機能障害者も支援している、しかも関西のNPO法人Reジョブ大阪にとって、とても大切な日でもあります。そう、JR福知山線の事故。あの事故があったのも4月25日なんですね。

大きな事故でなくても、心肺の一時停止により脳に一時的に酸素が行かないこと、また火事などで一酸化炭素中毒になった場合も脳に損傷を負い、その結果、高次脳機能障害や失語症という障害を負う場合もあるんです。

脅すわけではありませんが、本当に、いつ誰がなってもおかしくないんです。

もちろん、生活習慣を見直して脳卒中を防いだり、交通事故に遭わないように気を付けたりすることは大事。でも、それでも100%防げるわけではありません。ましてや、この電車の事故のように、自分の注意では全く防げないこともあります。

だからこそ、障害を負った人が、安心して自分らしい人生を歩める当然の権利を守るために社会を少しでも良くしていきたいと、4月25日に改めて思いました。