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『言葉を超えて』読書会を終えて

本の表紙

NPO法人Reジョブ大阪は、失語症の日制定実行委員会のメンバーなのですが、今年の失語症の日には、本を出しました。それが『言葉を超えて-失語症と生きるということ-』です。こちらの読書会を6月から、毎月1回開催してきました。全7回!

当時者、医療職、支援職、そして失語症者向け意思疎通支援者も参加して開かれました。また、執筆者の4名も参加してくださいました。

執筆者の参加者

・西村紀子(NPO法人Reジョブ大阪)
・園田尚美(NPO法人日本失語症協議会)
・安居和輝(一般社団法人ことばの道)
・関啓子(三鷹高次脳機能障害研究所)

皆さんから寄せられた感想を見てみましょう。

どのようなことが、役に立ちそうですか。

いろんな人の話を聞けた。
西村先生、関先生からの解説を聴いて、より失語症を理解することができた。
当事者の話を聞いて、共感することがたくさんあった。
時間の制限がなければ、「そーそれそれ!」って、盛り上がって、話しが止まらない気がしました。
皆さん、それぞれの状況を抱えて頑張っておられること、病院を退院された失語症のある方の日常生活に戻られてからのお困りごとやお考え、気持ちをお教えいただけたことです。
みんなさんで共育する事で力出る
当事者でもいろいろな考え方があり勉強になった。
就労について、役立つ事があるような気がした
当事者や他支援者の声を直接聞くことができた。
当事者と家族の方の感じ方の違いについて分かった。
音楽を聴き始めたら、ことばの意味がつながったとか、家族として子どもたちが自分の名前を呼んでくれなかったのできっと寂しい思いをしたに違いないとか、ご自分の経験からの意見や感想、コメントをたくさん聞けたのが良かった。
音楽が失語症のリハビリになることが分かった。
当事者の方の話が聞けて助かります。
失語症に対して、具体的な対応を示してくれた。
人の感想を聞き、人それぞれ感じることがあったんだと思った。
これから先の失語症者のイキイキとした生活の考え方を、教えてもらった。
自分自身の考えをもう一度、考えるきっかけになった。
施設の必要性や役割がわかりました。
多機能型施設での活動がわかって良かったと思います
セラピストが、支援者が、専門性を持ち、対象である当事者の理解をできるように、事実を正確に詳細に発信することが大切。
体調の変化が、話せないことに繋がるということが分かった。もっと体本体にも気を付ける必要性があるなと思った。

これからもNPO法人Reジョブ大阪は、当事者、家族、支援者、まるっと参加できるイベントを開いていきますね!

この本はAmazonでも購入できます。