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見えない困りごとを持つ人へのサポートで大切なこと

リジョブのクラウドファンディングで、鈴木大介さんのセミナー件のリターンを購入してくださった子どもサポート実践研究会がいよいよイベントを開催!
コロナでずっと延期していたんです……。
リアルで、生の鈴木大介さんご本人に質問できる大チャンス!
もちろん、オンラインでも参加可能です。

近年、発達障害や精神疾患、認知症など脳に困りごとを抱えた方々の存在が認知されるようになってきました。しかし実際は、当事者の抱える困りごとが見えづらいからこそ互いに傷付け合ったり、サポートが上手くいかない場面が多いのが現実です。そこで、ご自身も高次脳機能障害の当事者である鈴木大介さんを講師にお招きし、どのような関わりが大切なのか考えていきます。

会場:ウィリング横浜・研修室902
オンラインでもOK!

詳細はこちら!(こくちーずのページにジャンプします)

https://www.kokuchpro.com/event/support1205/

オンラインで参加の方はこちら!

https://www.kokuchpro.com/event/support1205h/

概要

今回のセミナーでは鈴木さんのお話の前に、まず主催者の子どもサポート実践研究会から参加者のみなさんに、実践報告と問題提起をプレゼンいたします。長年に渡りボランティアでサポートを続けている現場のことをお伝えします。

その現場の当事者の方は、脳に様々な困りごとを抱えているにも関わらず、虐待家庭のため家族からの協力を得ることが困難で充分な教育と福祉を受けることができていません。

児童相談所をはじめ支援機関と繋ぐ努力もしてきました。しかしその多くで、特殊な家庭事情がネックとなったり、当事者との間で信頼関係を上手く築けなかったりといった理由で、継続的な支援を受けることがかないませんでした。

抱える困りごとが見えづらいがために、拒絶や傷付けるなかで離れていってしまうケースが多々あり、私達も関係が切れそうになった場面が幾度もあります。それでも、より良いサポート・関わりを今も模索し続けているところです。

講師の鈴木さんには、ご自身の高次脳機能障害を負ってできた困りごと、そして何が原因で困っていて周りにはどう関わってもらったら楽になれたのか、特にそのプロセス部分について語っていただく予定です。

そのプロセスをみなさんが持ち帰っていただくことによって、
「いまサポートしている人にとっての最善のことは何だろう?」
「自分の現場だったらどう応用できるかな?」
「あの人も、もしかしたら自分には見えていない困りごとがあるかもしれない…。」
など、お一人お一人が現場で活かし、少しでも多くの当事者と援助者が楽になってもらうことが最終的な目的です。

福祉・教育・心理などの分野の対人援助職に携わっている方、または目指している方、もしくは当事者のご家族やご友人など、幅広い方々にご参加いただければと考えています。是非ともご参加ください。

【日時】 2021年12月5日(日)15時00分~16時30分
※質疑応答のための時間延長の可能性あり

【ZOOMによるオンライン配信】 オフラインとのハイブリッドイベント
※『ウィリング横浜・研修室902』(〒233-0002  神奈川県横浜市港南区上大岡西1-6-1 ゆめおおおかオフィスタワー内9F)にて、オフラインでの参加も受け付けています。
※アーカイブに残す予定はございません。あらかじめご了承ください。

【定員】 50名

【参加費】 1,500円

※チャリティーイベントとして開催します。必要経費を除いた分は、冒頭30分で報告する支援現場に全額使わせていただきます。

※オンラインでのご参加は銀行振込のみの対応です。
振込手数料はご負担いただきますようお願いいたします。
領収書の基本的に発行はいたしませんので銀行振込(控)をご利用ください。

【セミナーの流れ】
・15時00分~15時30分 〔開演〕 〔具体的な事例検討と問題提起〕主催者より
・15時30分~16時30分 〔見えない困りごとを持つ人へのサポートで大切なこと〕 講師: 鈴木大介 さん  
・16時30分 〔質疑応答〕

※質問があがれば最大15分程度の延長

【お問い合わせ】
tk.ak.kanagawa@gmail.com  (主催者宛て)

【講師プロフィール】
鈴木大介 さん
女性や子ども、若者の貧困問題などを主なフィールドとするルポライターだったが、2015年、脳梗塞を発症し、高次脳機能障害の当事者に。

これまで取材する側であった「生きづらさ」を抱えた人と同じ立場となったことで見えてきた世界について、情報発信している。

病後の代表作は『脳が壊れた』『されど愛しきお妻様』『脳コワさん支援ガイド』(2020 日本医学ジャーナリスト協会大賞受賞)など。

【主催者】 

『子どもサポート実践研究会』

小谷敏也、君塚文香の2名によるグループ。

・小谷敏也

一般社団法人湘南サドベリースクール、スタッフ。一般社団法人トカネット/不登校・ひきこもりサポート相談室、社会人訪問サポーター。神奈川県立青少年センター主催『ひきこもり・不登校の子ども・若者を支援するボランティア体験講座』第11期修了生。

フリースクール、適応指導教室、不登校・ひきこもりに悩む子どもの訪問サポート、放課後の児童指導員、子ども食堂、横浜市の地域ケアプラザでのボランティア…など、子どもを支援する現場に携わってきた。今はサドベリースクールを中心に活動している。

・君塚文香

医療事務。神奈川県立青少年センター主催『ひきこもり・不登校の子ども・若者を支援するボランティア体験講座』第19期修了生。

適応指導教室、子ども食堂、精神疾患で悩む人達の相談などのボランティアに携わってきている。心理学を専攻し首席で卒業。その経験を活かして都内大学の心理学部教授のアシスタント活動もしていた。

当日、現場には、配信の為にリジョブから松嶋も参加します。皆様にお目にかかれるのを楽しみにしています。