オンラインの当事者会で大事なこと

まいど。エセ関西弁がうざいと言われる、東京の松嶋です(笑)
なんか、好きなんですよね。関西のイントネーション。特に京都の敬語表現には興味津々です。

さて、新型コロナウィルスの感染予防の為、当事者会を中止しているところも多いかと思います。そんな中、NPO法人Reジョブ大阪は、5月6月と「まるっと会」を開催できました。その上で、どんなところに注意をしたらいいか、どんなところに課題があるか、今の時点での様子をつづってみたいと思います。

zoomよりLINE

オンライン会議を開くことを「zoomする」というくらい、zoomはメジャーになりましたが、いろいろな機能がある分、障害を持つ人にとっては、まだハードルが高いように感じます。その点、LINEのグループ通話は、LINEそのものを普段使いなれている人が多いせいか、ハードルが低いように思います。

事前と事後に会話ができる

zoomと違うのは、LINEグループを作っておくと、同じ場所で事前事後にテキストで会話ができること。事前では、分からないことを聞いたり、時間を確認したりできますし、閉会後は、テキストを打てれば、そこでおしゃべりの続きができます。こちらの画像は事前。

なんか、支援側に誤字ありますが(笑)
そういうのも気にしない気にしない。
何時にコールするのかなど、ミーティングのあるプラットフォームに書いてあると安心ですよね。

こちらは終わったあと。盛り上がってます。

これは、皆で写真(スクショ)を撮ろうということになった時、化粧をちゃんとしていなかった私と西村が慌てて「あ、待って。口紅塗るわ!」となった時のエピソードを当事者の人にいじられている図(笑)

みんなの顔が見える

zoomもそうなんですが、リアルとはまた違った良さとして、全員の正面の顔が見られるというのもオンラインミーティングの良いところ。一人が笑うと皆が笑います。リアルの会では、こんなにみんなの真正面の顔をじっと見ること、なかなかないと思います。

スクショも撮れる

トップ画像もこの画像もそうですが、スクショ(スクリーンショット)が撮れるのもいいですね。主催者側が撮るのが運営上も良いかと思います。
なお、LINEはPC用のアプリもあります。当然、スマホより画面が広くて見やすいです。

ハウリング防止にイヤホンが必須

スマートフォンで参加する場合など、気を付けたいのはハウリング。ハウリングとは、音を拾うもの(マイクなど)が、音の出るもの(スピーカーなど)の音を拾ってしまい、それが無限ループして、キーンとなる状態。よく、会議の司会者がスピーカーにマイクを向けた時などに鳴りますね。
また、オンラインの特徴として相手に信号が届くのにちょっとの時間差があり、これを拾うとやまびこのようになります。エコーといいます。
スマートフォンは、スピーカーとマイクが近い場所についていますので、スピーカーモード(手ぶらモード)にすると結構な確率でハウリングを起こします。
また、スピーカーモードだと、相手の声もしっかり聞こえません。
イヤホンをすると、その問題が一気に解決されます。家族で参加する場合も、それぞれのスマホで、それぞれのイヤホンで参加すると良いでしょう。

出かけなくていい VS 出かけたい

これが課題です。そもそも当事者会というのは「出かける」ことに意義があります。今のように、ウィルスの感染が心配な場合は、オンラインで安全に開催することがベストですが、感染が落ち着いてきた場合は、やはり「出かける」ということが楽しみな人も多いはずです。

全国の人が集まれる可能性

しかし、オンラインには、雨でも参加できる、直前まで他の用事が入っていても参加できる、交通費がかからないなどメリットもあります。また、5月・6月のまるっと会は東京の私が参加できました。もしかしたら、このまま続けていたら、北は北海道、南は九州沖縄までの方が参加できるような会になるかもしれません。NPO法人Reジョブ大阪は、もともとオンラインですることが得意なので、ちょっと、その辺に挑戦したいと思っているのです。

みなさんのところで、うちもオンラインでやってるよー!という方、ノウハウなど、是非教えてください。また、NPO法人Reジョブ大阪のホームページでは、告知スペースがあります。ぜひ、利用してくださいね。そして、いつか、一緒にやってもおもろいかもしれませんね!
詳細はこちら↓

全国当事者会告知掲示板


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