リハビリには日記がおススメ!

オンラインでもまるっと会!

5月16日は月に一度のまるっと会でした。まるっと会というのは、NPO法人Reジョブ大阪の当事者会のこと。当事者の方も、支援者も、一般の人も誰でも参加しているので、まるっとやで!のまるっと会と名付けられたのです。

9人と1匹?(笑)

高次脳機能障害のある方、失語症のある方、それぞれ自己紹介です。オンラインだといつもと勝手も違うし、ツール自体をうまく使いこなせない焦りもあるしで、なかなか大変です。大変ですが、やっぱり顔を合わせてお話するのはとっても楽しいですね。

リモートワークしかしていない私も、久しぶりに笑いました。いやほんと、リモートワークで仕事をしていると、雑談もないし、大きな声で話さないし、笑わないしで、顔の筋肉がガチガチなんです。みなさんは大丈夫ですか?

この日は、はじめましての人もいらしたので、まずは自己紹介。高熱から発症、事故に遭い発症、ずっと具合が悪くて調べたら脳梗塞だと分かった人も。

脳の障害のきっかけは、日常に転がっているんですね。

リジョブの当事者会には、言語聴覚士の西村がいるのがポイント! それぞれの困り事にもお応えできますし、リハビリに良いアイディアももらえます。この日は日記のコツと効果について。

高次脳機能障害や失語症のある方は、リハビリの一環として日記を書いている人が多いと思います。その時に、ちょっとしたコツがあるんですね。

  1. 世の中のできごとを1つ書く
  2. 自分の身の回りで起きたできごとを1つ書く
  3. そのことについて、感じたこと、思ったことを書く

とかく日記は自分の話だけになりがちですが、ここで「1世の中のできごと」を書くことにより、客観力が付きます。そして「2自分の身の回りで起きたできごと」を書き「3感じたこと、思ったこと」を書くことで、自己理解が深まるのです。

最初はうまく書けなくても焦らず、とにかく続けてみてください。1と2は、1つずつでいいのです。今日行った全てのことを記録しようとすると、疲れてしまい、続けられなくなってしまいます。それではリハビリにならず、本末転倒ですよね。

そしてもう一つポイントがあります。それは「寝る前に書くこと」
その時その時に記録するのではなく、夜、一日の行動を思い起こすことが大切です。記憶障害のリハビリにもなります。

次のまるっと会は、6月20日です!
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